過敏性腸症候群(IBS)にはストレスが大きく関わってきます。
また症状の改善や病気克服のためには、ある程度時間がかかります。
ストレスの緩和にしても、IBS症状の改善に取り組むにしても、うまく休息をとればよい効果が期待できます。
だからこそ、生活の中にリラックスタイムを作ることをおすすめします。
【ちょっとした息抜きでも効果的】
休息をとる、というと30分とか1時間とかしっかり時間をとって、心身ともに休めるイメージかもしれません。
しかし、現実にはなかなか難しい時があります。特に仕事をしている人はなかなかじっくり時間を取れません。
そんな時は、ほんの少し緊張を解くだけでも効果があります。
例えばチョコを一粒口にしたり、深呼吸したり、軽く背伸びするだけでもリラックス効果はあるのです。
作業中にほんのひと時、心と体の緊張を解く時間を作りましょう。
【トイレに行く時間をリラックスタイムにあててみる】
過敏性腸症候群は、原因不明の便通異常が起こる病気です。
必然的にトイレに行く回数は多くなります。それが悩みの種なのですが、ちょっと発想を変えてみましょう。
戦国武将の一人、武田信玄は特別なトイレを作り、その中で戦略を練ったといいます。
トイレの中は一人だけの空間。ゆっくり考えるにはもってこいだったのでしょう。
ちょっと真似してみませんか?
トイレに行く時間をリラックスタイムだと思ってみましょう。仕事や勉強の合間にちょっとだけ離れて一人になれる機会だと、ポジティブに利用してみるのです。
そもそも便通異常のせいで随分苦しんできたはずです。逆に利用してもいいと思いませんか?
【自分にとってリラックスできる時間と方法を見つけよう】
リラックス方法は人それぞれです。自分にあった時間、タイミング、方法を探してみましょう。
うまくリラックスできるようになればストレスも緩和できますし、過敏性腸症候群の克服に向けてゆっくり着実に取り組みを続けていくことができます。
頑張るのも重要ですが、息抜きも大切です!
無理をしないように自分をコントロールするためにも、リラックスタイムを作りましょう。