過敏性腸症候群(IBS)にかかると、常に便通異常が気になります。
それがまたストレスになって便通異常につながるという悪循環にはまってしまいます。
思い切って新しい環境、新しい人間関係をつくって悪循環から抜け出しませんか?
今までと違う環境には不安を覚えるかもしれませんが、IBSの改善を考えると良い効果があります。
過敏性腸症候群と心理的な距離が取れるからです。
【周りの認識がもたらす影響】
周りの人に自分が過敏性腸症候群だと理解してもらうと、心理的にとても楽ですよね。
頻繁にトイレに行っても気遣ってもらったり心配してもらえたり。ありがたいし安心できます。
しかし、同時に常に自分がIBSである事を意識し続けることになります。
また居心地がよくなれば、無意識に変化を拒んでしまいます。
なかには心遣いを重く感じて、周りに対して申し訳ない気持ちでいっぱいになる方もいらっしゃるでしょう。
心のあり方が強く影響する過敏性腸症候群にとって、周りの認識もまた大きな影響力を持っているのです。
【新しい人間関係のなかで普通の認識をうける】
あなたの事を病気だと思っていない集団に飛び込んでみてください。
できれば好きな趣味のサークルなどがおすすめです。
同じ趣味の人となら話も合いますし必要以上に緊張しないで済みます。好きなことに熱中して楽しく過ごすと過敏性腸症候群の症状も出にくいでしょう。
そして周りから普通に接してもらいましょう。
そうすれば「自分はIBSだ」という認識が薄れて「ありのままの自分」でいることができます。
お腹の具合が悪くなったら普通にトイレに行けばいいのです。周りもお腹を壊してるのかなとしか思いません。
新しい人間関係を活用して、過敏性腸症候群から意識を切り離していきましょう。
【新しい環境を楽しもう!】
始めのうちは新しい人間関係を辛いと思うかもしれません。
前述したようになるべく自分が楽しめそうなグループを選んで、思いっきり没頭してみてください。
同じ趣味の集団なら楽しむことによって人の輪に入りやすくなります。
そして過敏性腸症候群を意識しなくてもいい環境を手に入れましょう。
新しい人間関係はIBSの悪循環から離れるきっかけになるはずです。