過敏性腸症候群(IBS)の症状を改善するには、ストレスと便通異常のリンクをなんとかして切り離す必要があります。
しかし闘病期間が長ければ長いほど鎖は強く太くなっていき、いきなり切り離せません。時間をかけて少しずつ削っていくことになります。
それってかなり面倒ですし、やる気が起きない方も多いのではないでしょうか。
そんなあなたにお勧めなのは、没頭できる趣味を見つけること。
趣味は過敏性腸症候群の悪循環から逃れるいい方法の一つなのです。
【IBSの悪循環は本当にきつい!】
過敏性腸症候群はいってみれば、抜け出せない悪循環の病気です。
- ストレスがきっかけになり、便通異常という症状が出る。
- 便通異常のせいで生活のレベルが下がる。
- 生活レベルが下がってしまうから便通異常が気になってしょうがない。
つまりストレスがたまる。 - このストレスが引き金になってまた便通異常が増える。
- 1もしくは2に戻る。
一度はまってしまうと、本当にきつい毎日になります。
だからこそ悪循環から一歩抜け出すきっかけが重要です。この悪循環の連鎖にくさびを入れて「IBS改善の好循環」に乗り換えるために。
そのために趣味はとてもいい環境を与えてくれます。
【趣味は楽しいから続けられる。ストレスも解消できる】
前述したように、IBSの悪循環はとても強固でなかなか抜け出せません。地道に時間をかけて取り組む必要があります。
ですが、作業的な取り組み方ではかえって逆効果。ストレスが大きくなり余計に症状が重くなることだってありうるでしょう。
そこで趣味が役立つのです。
心から没頭できる趣味なら長く継続しても苦になりません。
楽しんでいるのですから日頃のストレスも解消できます。
それに何かに夢中になっているときは過敏性腸症候群の症状はあまり出ません。
つまり趣味に没頭しているときはIBSの悪循環から外れているのです。
【IBSの悪循環から逃れるために趣味を活用しよう】
本当に好きな趣味はなんですか?
趣味がないという方は、この機会に好きなことに取り組んでみてはいかがでしょうか。
ご自身のスケジュールの中に、没頭できる趣味の時間を作ってみましょう。
夢中で楽しんでいる間は過敏性腸症候群の症状がほとんどでないことに気がつくはずです。
それこそIBSの悪循環にくさびを打ち込んだ証拠。
過敏性腸症候群の改善・克服にむけてとても大きな一歩を踏み出した瞬間です。
……ただしギャンブルや危険な趣味はやめておきましょうね。別の意味で大変なことになりますから。