すっきり目覚めると1日がスムーズに始まります。
ストレスや心理状態が密接に関わっている過敏性腸症候群(IBS)の改善克服に取り組むとき、気持ちいい朝を過ごすことはとても大きな意味があります。
しかし、普通であっても朝は苦手という人の方が多いですよね。
たった2つだけ気をつけてみませんか? 簡単ですが意外と効果的です。
【寝る時間が決まれば、自然に起きる時間も決まる】
たいていの人は眠る前に起きる時間を意識します。
目覚まし時計やタイマーをセットする人も多いでしょう。
しかし、実は起きる時間より眠る時間を決めた方がすっきりと定時に目が覚めます。
その人にとって最適の睡眠時間が生体リズムとしてできているからです。
決まった時間に寝ることを心がければ、生体リズムに従って自然に起きる時間が定まります。
もちろん実際の生活のなかでは毎日決まった時間に寝ることなどできない場合も多々有ります。
できる限りでいいのです。なるべく同じ時間になったら眠るようにしてみてください。
【起きたらまず太陽の光を浴びよう】
前述したように、眠る時間を決めても実行できないことがあるでしょう。
どうしても今日中にやらなければならない仕事があったりすれば、悠長に寝てられません。
そんなときは、朝起きたら眠いのをちょっと我慢してすぐにカーテンを開けてください。
そして自然の光を体いっぱいに浴びましょう。晴れなら一番ですが、曇りでも雨でも構いません。
強い光を浴びると生体リズムが変化するといわれています。朝日を浴びることで生体リズムをリセットして1日のサイクルを調整しましょう。
【生体リズムをうまく利用して良い目覚めを迎えよう!】
人間の睡眠は生体リズムと起きている時間の長さという二つの要素によって質と量が決まるといわれています。
生体リズムにさからわないように生活サイクルを合わせると、良い目覚めを手に入れることができます。
生体リズムは人によって違いますし、環境によっても変わっていきます。朝一番の陽光シャワーでうまく調節していきましょう。
毎日良い睡眠、良い目覚めを手に入れれば、過敏性腸症候群(IBS)の改善克服に向けて大きな一歩になります。