過敏性腸症候群、特に下痢型で苦しんでいる方々に朗報!?
またまた新薬が開発中のようですよ!
2016年4月20日、ラクオリア創薬株式会社の5-HT2B拮抗薬について、韓国で特許査定が下りたとのこと。(*1)
日、米、欧州、中国でもすでに特許査定がでているそうです。
過敏性腸症候群(IBS)は、自覚している人も少ないためその実数が把握しにくいのですが、一説には推定1200万人と言われています。
日本人口のおよそ10%がIBSの可能性があるということです。
製薬会社にとってはそれだけ需要が見込めるわけで、各社で研究が行われています。
ラクオリア創薬株式会社が開発している5-HT2B拮抗薬は、動物モデルではストレス誘引性の便通異常と腹痛に対する抑制効果がすでに認められています。
現在は英国で臨床試験中。
新薬として登場するのはもう少し先の話ですが、期待感がありますね!
過敏性腸症候群(IBS)は、ストレスの影響が大きいと言われている病気ですから、医者にかかるだけ薬を飲むだけで治るものではないかもしれません。
しかし少しでも症状が改善すれば、IBSの悪循環から抜け出すきっかけになります。
結局治った者勝ち! 症状が改善され過敏性腸症候群を克服できればいいですよね!
今後もラクオリア創薬の5-HT2B拮抗薬に注目です!
出典/参考サイト
(*1)出典:ラクオリア創薬「5-HT2B拮抗薬の韓国における特許査定のお知らせ」
■ラクオリア創薬(2016)「5-HT2B拮抗薬」<http://www.raqualia.co.jp/product/5-ht2b.html>.
■岡宮裕(2009-2012)「過敏性腸症候群(IBS)の話」<http://www.parksideclinic.jp/colum/ibs.html>.